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頭痛に悩み、困っている方は、肉体的にも精神的にもとてもダメージを受けています。
睡眠不足、寝不足、からだや頭が興奮しているなどのダメージもあっていわばボロボロな状態に
なっていることがほとんどです。
頭痛の治療にあたってこのようなことを考えています。
家族で頭痛がひどくて鍼灸に興味をもっているんだけど、
頭痛の治療はどこに鍼をするのですか?と質問を受けました。
本人の症状が楽になってくると周囲に気配りができるようになってきます。
いままで家族に心配かけたからどうにかしてあげられないかなとお話し下さいます。
頭痛を我慢していると頭の芯から痛くなるような感覚におそわれることがあります。
脳細胞には痛みを感じるセンサーがないと言われており、脳には問題がないと考えることができます。つらいところが広がりすぎて、どこが痛む場所なのか分からなくなる場合もあります。
ズキンズキンと拍動を感じるような周期的な痛みがあります。
これは、頭の周りにある血管が筋肉にはさまれて圧迫を受けることによって筋肉がさらに緊張し、そのような頭痛を引き起こすことがあります。
「つらい」「痛い」とまで感じない、なんとなくというような小さな不快感や軽い痛みが重なって起こると、「あいまいな痛み」や「ボーっとする」などのはっきりしないつらさを感じます。
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実は頭痛が出る場所によって原因が違います。ここでは、生命を脅かす頭痛は除外します。
細かい原因はあるのですが、大まかに言うとこのような感じです。
鼻炎の症状が起こっているときに感じます。
病院にかかるまでもない症状や、自覚症状が全くなくても体には悪さをします。
口の中の状態があまりよくないことが多いです。
口の中の炎症や歯の痛み、歯周病、口内炎、顎関節症や口が開きにくい場合でも痛みを引き起こします。
ノドが荒れたり、風邪の引きはじめだったりするときが多いです。
長時間のパソコン作業などでも痛みを引き起こします。
どのような頭痛が起こっているか?によって治療が少し変わりますが、
基本的には、
痛み、ツラさを引き起こしている筋肉の緊張をほぐす。
筋肉の緊張を引き起こしている原因の鼻やノド、呼吸器などのトラブルに対しての治療を行います。
鼻やノド、呼吸器のトラブル気づかないことがほとんどですが、ささやかなトラブルがきっかけになることがほとんどです。
季節の変わり目の最近では頭痛などのトラブルでお困りの方がちょくちょく増えています。
痛みは長引くとこじれますのでお早めに手当てしましょうね
痛いときに鍼をやっても大丈夫なの?と聞かれこともありますが基本的には問題ありません。
鍼灸の刺激はツボに効くのではなく、
患部に直接作用するという仕組みです。
体質でもありませんし、癖になるものでもありません。
それぞれのからだの働きを元のようにうながすことに痛みが緩和されていくと言えます。
基本的な考え方、方針はこのようになっていますが
症状は同じでも原因は人それぞれ違います。
あなたにはあなたの原因があります。
鍼灸治療を行うことで以下のような作用が期待できます。