女性で起こりやすいめまいの状況

2018年12月13日

 

めまいという症状に男性、女性の性別による差は
ありませんが、女性の方がめまいを引き起こしやすい
環境や状況により近くいることが多いというのが印象です。

でも、基本的にはめまいの症状を改善していく治療を
おこなっていけば大丈夫です。

女性がめまいを起こしやすい状況6つ

1、キッチンや洗面所などの空間が狭く、圧迫感を感じやすい場所

 

空間が狭く、圧迫感を感じやすい場所で
めまいやふらつきが起こる理由は、
平衡感覚は目からの情報によっても
バランスを保たれています。

つまり、狭い空間などでは視覚からの情報で
圧迫感を感じることによって
恐怖感や不安感が強くでてくるために
めまい、ふらつきが起こります。

キッチンや洗面所などの空間が狭く、圧迫感を感じやすい場所
の原因は目からの情報によるものです。

 

2、キッチン、洗面所、子供の世話などで立ったり、しゃがんだり、振り向いたりするとき

 

立ったり、しゃがんだり、振り向いたりするとき
に起こるめまいの理由は
左右の三半規管の働きに差が生まれていることに
原因が考えられます。

平衡感覚は左右の三半規管が働くことによって
バランス感覚を保つことができます。

立ったり、しゃがんだり、振り向いたりするときの
基本的なからだの状態を把握しているのが
三半規管の働きによるものです。

 

3、スーパーなどの人ごみと商品がたくさんある場所

 

人ごみと商品がたくさんある場所で
めまいやふらつきが起こる理由は、
三半規管というより目からの情報によっても
影響を受けてしまいます。

人ごみやたくさんの商品がある場所だと
視覚からのたくさんの情報をあつめて
処理をしようとして、その処理に
追い付かなくなったときに起こります。

スーパーなどの人ごみと商品がたくさんある場所
の原因は目からの情報によるものです。

 

 

4、薬局など品数が多く光が強くてまぶしさを感じる場所

 

薬局など品数が多く光が強くてまぶしさを感じる場所で
めまいやふらつきが起こる理由は、
三半規管というより目からの情報によっても
影響を受けてしまいます。

品数が多く光が強くてまぶしさを感じる場所だと
刺激が強く、視覚への負担が強くかかり
その処理を追い付かなくなったときに起こります。

品数が多く光が強くてまぶしさを感じる場所
の原因は目からの情報によるものです。

 

5、職場でパソコン仕事などで目線の動きが多いとき

 

パソコン作業の場合に起こる場合は、
頭の動きは大きくありませんが、
視線の動きによるものが原因となります。

例えば、パソコンの画面と、書類を何度も
目線を変えることによってそれぞれに
ピントを合わせるということの連続で
視線の移動が原因でめまいを引き起こします。

 

6、通勤の満員電車や職場に近づくにつれてプレッシャーを感じるとき

 

満員電車などのひとの多さの圧迫感や
精神的なプレッシャーが起こる場合は、
視線の動きによるものが多く、なんとなく
不安を感じてしまうことなど
不安が不安を引き起こし、さらには、
粗相をしたらどうしようと予期不安を
作り出します。

精神的な不安や緊張がめまいのきっかけに
なることは珍しいことではありません。

 

 

基本的な原因は内耳(三半規管)と視覚と筋肉の働きです。

基本的には平衡感覚を保つために働いているのは、
左右の三半規管と視覚と全身の姿勢を維持する筋肉です。
この3つの働きで平衡感覚を維持しています。

 

三半規管の働きを左右で同じように動くようにする

左右の三半規管の働きに違いが生まれると
平衡感覚に関する情報が違って入力されます。

簡単にいうと司令塔が混乱する状況になるので、
鼻炎や鼻づまり、寝不足、肩こり、疲れが取れないなど
なんらかの影響が内耳の働きに支障をきたしたことが
きっかけで左右の働きに違いが出てしまいます。

鍼灸治療で内耳の働きを回復させていきます。

 

視覚の情報処理が追いつくようにする

目の疲れ、目の調節、目の見え方にも
めまいを引き起こすポイントが隠れているので、
鍼灸治療をおこなったり、セルフケアをおこなうことで
目の役割をスムーズに取り戻していくことも
とても大切です。

 

 

めまい、ふらつきはおさまっていきます

めまい、ふらつきはからだへの負担が多きほど、
治りにくかったりしますが、適切に治療を重ねていけば
改善していきます。

ただ、トラウマになるような恐怖心が芽生えてしまった場合は、
その恐怖心などの克服も必要になってきます。

あなたがどうなりたいか?
いま、どうなのか?

予期不安は拭い去れたほうが
症状の改善は劇的に変わります。

とても大事なことです。
確認しながら治療を進めていきましょう。

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