めまい・ふらつき・メニエール病

めまい・ふらつき・メニエール病の治療について

めまい・ふらつき・メニエール病に悩み、困っている方は、
めまいやふらつきを常に感じていると肉体的にも精神的にもとてもダメージを受けています。
睡眠不足、寝不足、からだや頭が興奮しているなどのダメージもあっていわばボロボロな状態になっていることがほとんどです。

なぜ、ボロボロな状態になってしまうのか?

  • ・薬などが効かず症状に改善がみられないから
  • ・めまい・ふらつき・メニエール病が改善しないため日に日に焦ってしまうから
  • ・何が起こっているかわからないから
  • ・残りの人生ずっとこのままなんだと思うから
  • ・頭がおかしくなってしまったのではないかと思うから
  • ・つらさを共感してもらえないから

めまい・ふらつき・メニエール病が起こる原因

その前にからだの平衡感覚を保つ方法として
ヒトには耳に内耳と呼ばれる場所があり、そこに三半規管と呼ばれる前庭器官があります。
耳や目、さらに足からくる深部知覚がセンサーとなってこれらの情報が脳幹や小脳に伝わり、その情報に基づいて運動系が働くことで姿勢を保っています。

日常生活で、目的に応じた動作をごく自然に滑らかに行っています。その動きが静的な場合はもちろん、スポーツをしたり走ったりなど、瞬時に変化する連続した運動であってもスムーズに展開できます。
体のバランスが崩れないよう、しなやかに動けるようなメカニズムを備えています。

普段、動いているか止まっているかに関わりなく、 周囲と自分の関係をつねに感じ取っています。
空間見当識(くうかんけんとうしき)と呼ぶのですが、これがつねに働いているからこそ、姿勢や動作を安定することができます。

そして、これらの働きをからだのどこで感知しているか?

1、目からの情報
2、耳(三半規管)からの情報
3、身体の各関節からの情報
が集まります。
この3つの情報を統合・調整して身体のバランスが保たれています。

からだのバランスを保つためにすごく重要な働きをしているのが、
耳の一番奥にある「内耳」です。
耳はものを聞くための器官と思われがちですが、平衡感覚の維持にも重要な役割として働いています。

そして、平衡感覚を司っているのは、内耳の「前庭迷路」とよばれる部位です。
目や皮膚、筋肉や関節などにある感覚器も体のバランスにはとても大切です。
ですので、これらの機能(器官)にちょっとしたトラブルが生じてしまうと、
からだは平衡感覚を奪われます。
その情報の混乱によって、「めまい」といった形で出てきます。

めまいには様々な表現がありますが、

自覚症状によって主に3つに分けることができます。
・回転性めまい    (ぐるぐるめまい)
・動揺性・浮動性めまい(ふわふわめまい・ふらふらめまい )
・立ちくらみ     (眼前暗黒感、クラクラ感)
それぞれの状態によって出てくる症状は様々です。
でも、種類は違えど原因はひとつです。

さらに、めまい症状とは別に
耳鳴り、難聴、耳閉塞感、手足のしびれ、嘔吐などの症状が一緒に出てしまうこともあります。
ただ、耳鼻科や脳神経外科での検査で異常がなくて、薬を飲んでも症状が改善されない、おさまらない時や原因のわからない時こそ、鍼灸治療が最適です。

平衡感覚を保つには?

平衡感覚に関係する内耳に障害やトラブルが起きてしまうと、実際の体の状態(姿勢や動き)とは違う間違った情報が送られてしまいます。左右の内耳の状態が違った場合も、間違った情報が送られてしまいます。
左右同じ情報が入らなくてはいけないのに違った情報が入ってしまうと、それぞれの情報が違うために混乱してしまいます。
そのために、めまい・ふらつき・たちくらみを感じてしまいます。

三半規管について

めまいなど、バランス感覚が乱れた時に「三半規管が~」と説明されます。
三半規管は、前後の回転を感じる「後半規管」、横の回転を感じる「前半規管」、軸の回転を感じる「外半規管」の3つの管からなっています。この規管のおかげで前後・左右・横方向への身体の傾きを感じとります。

三半規管には、「耳石器(じせきき)」と呼ばれる「卵形嚢(らんけいのう)」「球形嚢(きゅうけいのう)」があり、これらの中はリンパ液で満たされています。
体が傾くとリンパ液が動きに合わせて流れます。リンパ液の流れの変化から身体の回転方向を感じとり、身体の平衡(バランス)を保っています。

三半規管はカタツムリのような器官の隣にあります。
バランスを保つ三半規管についてはこちら

 

めまい・ふらつき・メニエール病の治療で必要なこと

平衡感覚の働きを狂わせてしまうのは、内耳周囲のコンディションの悪さだと考えています。
病院の診察科目でも「耳鼻咽喉科」と言うように、耳、鼻、ノドは粘膜でつながっているため互いの状態が密接に関わっていると言えます。
自覚されない慢性炎症や、風邪などの症状が主な原因だと考えています。
耳の情報でも平衡感覚の情報は大脳に送られないため、自覚することが難しいです。

たけちはり灸院での鍼灸治療は
・内耳をはじめとした耳、鼻、咽喉の炎症やトラブルの改善
・頭部の循環障害などの要因となるあたま、首、肩周辺の筋肉のコリの緩和
・全身の状態及び体質を改善して免疫力をあげる
これら3つのポイントに着目して治療を行います。

これら3つのポイントに着目をして治療を行います。
見落としがちなのは3番目の全身の状態を改善する点です。

めまいは耳だけの問題だと考えがちですが、全身の状態も関係しています。
全身を治療することにより、からだの基礎を底上げすることによって確実に治癒を目指します。
そのため具体的には、内臓の手入れ、特に免疫機能に関与する肝臓や腸を整えます。ここを治療することによってからだの状態を底上げにつながります。

めまい・ふらつき・メニエール病になったら日常で気を付けてほしいこと

  • 冷静になる
  • 落ち着く
  • 始めは無理に慣れようとしない
  • 意識すればするほど精神的に追い詰められるので、適度に割り切る
  • 無理に運動をしない
  • 動けるときは動く

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