脊柱管狭窄症の鍼灸治療

2014年12月6日

 

 

このような症状でお困りではありませんか?

 

腰が痛い。

腰、お尻、太もも裏側、すね外側、つま先が痛む。

腰、お尻、太もも裏側、すね外側、つま先にしびれがある。

腰から足先にかけて押さえると痛む。

立ち上がる、歩く、横になるときなどに痛みが強くなる。

歩行困難や眠れないほどの痛み、しびれがある。

夕方になると痛くなる。

足の違和感

 

 

脊柱管狭窄症とは

 

脊椎にある脊柱管(せきちゅうかん)という神経を囲んでいる管が

狭くなる症状のことで原因として、

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と

背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。

脊柱管は背骨、椎間板、関節、黄色靱帯などで囲まれた脊髄の神経が

通るトンネルのことをいいます。

 

年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、

黄色靱帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くなって、

それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して

脊柱管狭窄症が発症するといわれます。

 

椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いようです。

また背骨を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり、

前に曲げると広がるので、間歇性跛行が起こるとのことです。

(歩いていると痛くなる)

 

若い方から高齢の方まで、あらゆる年代で

発症する可能性がありますが、

50、60歳代~70歳代までの方々に、

多く発症する傾向にあるといわれています。

 

 

 

考えてみます。

 

ただ、神経が締め付けられたり、圧迫されたことによって痛むのかと

疑問が出てきます。

神経は情報を伝達するという役割をはたしています。

もし、その神経が障害されていると痛みではなく麻痺が起こります。

シビレと麻痺は間違われますが、麻痺は動かない、感じないです。

痛みを感じて、足が動くのならば、

神経は正常に働いている、生きていると言えます。

 

例えば、電話などのケーブルやコードが途中で何かに挟まれて、

通話が出来なくなったり、情報が遮断されたりしますか?

 

神経の多くはコードの中と同じように何本もの神経線維が

束になっています。

その束になっている中は十分なゆとりがあり、

それを頑丈な膜が包んでいます。

 

つまり、日常生活をおくっている範囲では、

簡単にその膜が破れたり押しつぶされたりすることは

起こりにくいと考えます。

そして、治療によって痛みが軽くなったり、

完全に収まってしまうことも多いため、

当院では神経が障害を受けているものではないと考えています。

 

 

 

脊柱関狭窄症の鍼灸治療

 

痛みやしびれは神経の圧迫が原因ではありません。

痛みやしびれの原因は筋肉の過緊張です。

 

過緊張?とは

強烈な筋肉のコリの様なものと考えてください。

そのコリの強い周囲は皮膚も同時に引っ張ります。

皮膚の引き攣れがおこると痛みやシビレを引き起こします。

 

治療は

・硬くなった筋肉の緊張をゆるめます。

・痛みやしびれのつらさも軽減していきます。

・足の筋肉の緊張にはお腹の調子をはじめとする、

 下腹部内臓の不調が隠れています。

 なので、同時にお腹の状態も改善する治療をします。

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