坐骨神経痛の鍼灸治療

CHTI033

 

 

このような症状でお困りではありませんか?

 

checkbox_small_red腰が痛い。

checkbox_small_red腰、お尻、太もも裏側、すね外側、つま先が痛む。

checkbox_small_red腰、お尻、太もも裏側、すね外側、つま先にしびれがある。

checkbox_small_red腰から足先にかけて押さえると痛む。

checkbox_small_red立ち上がる、歩く、横になるときなどに痛みが強くなる。

checkbox_small_red歩行困難や眠れないほどの痛み、しびれがある。

checkbox_small_red夕方になると痛くなる。

checkbox_small_red足の違和感

 

坐骨神経痛とは

 

まず、症状名であって病名ではありません。

坐骨神経痛は末梢神経のなかで最も太く長い神経で、

第4、5腰神経と第1~3仙骨神経からなり、

お尻の筋肉の梨状筋(りじょうきん)の下を通って太ももの裏を

下っていき、膝の裏で総腓骨神経と脛骨神経に分かれます。

坐骨神経痛は、神経が腰椎の隙間から出て骨盤をくぐり抜け、

お尻の筋肉から顔を出す間のどこかで、締め付けられたり、

圧迫などの障害を受けたことによって発症すると言われています。

 

 

考えてみます。

 

ただ、神経が締め付けられたり、圧迫されたことによって痛むのかと

疑問が出てきます。

神経は情報を伝達するという役割をはたしています。

もし、その神経が障害されていると痛みではなく麻痺が起こります。

シビレと麻痺は間違われますが、麻痺は動かない、感じないです。

痛みを感じて、足が動くのならば、

神経は正常に働いている、生きていると言えます。

 

例えば、電話などのケーブルやコードが途中で何かに挟まれて、

通話が出来なくなったり、情報が遮断されたりしますか?

 

神経の多くはコードの中と同じように何本もの神経線維が

束になっています。

その束になっている中は十分なゆとりがあり、

それを頑丈な膜が包んでいます。

 

つまり、日常生活をおくっている範囲では、

簡単にその膜が破れたり押しつぶされたりすることは

起こりにくいと考えます。

そして、治療によって痛みが軽くなったり、

完全に収まってしまうことも多いため、

当院では坐骨神経が障害を受けているものではないと考えています。

 

 

 

坐骨神経痛の鍼灸治療

 

痛みやしびれは神経の圧迫が原因ではありません。

痛みやしびれの原因は筋肉の過緊張です。

 

過緊張?とは

強烈な筋肉のコリの様なものと考えてください。

そのコリの強い周囲は皮膚も同時に引っ張ります。

皮膚の引き攣れがおこると痛みやシビレを引き起こします。

 

治療は

・硬くなった筋肉の緊張をゆるめます。

・痛みやしびれのつらさも軽減していきます。

・足の筋肉の緊張にはお腹の調子をはじめとする、

 下腹部内臓の不調が隠れています。

 なので、同時にお腹の状態も改善する治療をします。

 

 

 

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