冷えるしくみ

20120328090921

前回の続きです。

なにかの拍子でからだに異常が起きてしまって

血流が滞ってしまい全身のそれぞれの細胞の働きが

悪くなってしまうと熱が産生されなくなってしまいます。

これが、つまり冷えとなります。

血流が滞って老廃物を回収しづらくなると、

それらが血管内にたまってしまい、

さらに血流が滞るという悪循環になってしまいます。

人は体が冷えると、本能的に筋肉を緊張し血管を収縮します。

これは熱を逃がさないための反射です。

これも血流を滞らせる要因となります。

 

鍼灸治療で冷え性を改善できます。

なぜ、治療に効果があるかは鍼灸の作用から考えることができます。

決してツボの働きではありません。

 

 

関連記事

こどもにも鍼を刺すのですか?

こどもにも鍼を刺すのですか? たまに質問をいただきます。 … 他にも鍼灸治療に年齢制限はあるのですか? ということはよく聞かれます。   鍼灸治療は様々な流派、治療法があり治療家によってとても個性が[…]

[» 続きを見る]

気象病?天気病?からだの調子が変なんです・・・

  天気病もしくは、気象病と言われるものがあります。 昔、おばあちゃんが雨の前の日は 膝が痛くなってね。というようなものを 想像してもらえるとよいです。 最近はもっと詳しく定義づけられようになっています。 &n[…]

[» 続きを見る]

そもそも冷えってなんでしょう?

  まず、冷えの前に熱が生まれる仕組みを知る必要がありますね 人の体には約10万キロ、地球2周半ほどの長さの血管が すみずに張りめぐらされています。 この血管を通じて、全身にある約60兆個の細胞全てに 酸素など[…]

[» 続きを見る]

「さんはんきかん」と「じせきき」

さんはんきかん(三半規管)とじせきき(耳石器)名前は聞いたことがあると思います。 でも、 それぞれが何をするかは詳しくは知らないと思います。 三半規管と耳石器は平衡感覚の維持にとても重要な働きをしています。  […]

[» 続きを見る]

冷え対策と服装の注意点

季節が変わり本格的に秋到来ということで、 次に注意しなくてはいけないのは、「体温調節」です。 今ではいろんな書籍でも 「体温が何度あがれば健康になる~」 「体温上げて医者いらず」 というようなタイトルや内容で体を温めまし[…]

[» 続きを見る]