自律神経が乱れて体調が悪化する前触れ6選

2023年12月1日

12月になりましたね。
なんとなく慌ただしいこの時期だからこそ起こりやすくなる自律神経の乱れにご注意ください。

今年はとにかく「気候」に悩まされた方が多いのではないでしょうか?
当院でも自律神経の不調をうったえておこしくださる方が多いです。

みなさんはいかがでしょうか?
自律神経の不調の原因となる症状をまとめました。
自分でも思い当たるなと感じることがあれば、すぐご相談ください。

 

 

寝不足

寝不足や睡眠リズムの乱れは、学習や仕事などの生活にかかわるすべてのパフォーマンスに悪影響を及ぼすだけでなく心身の健康を悪化させます。
また、免疫力にも影響を及ぼすので不調が治りにくかったりします。

つまり、脳の疲れをとって記憶の整理をする。傷ついた細胞を修復しからだの回復をうながす。からだの疲れをとり病気や不調の回復をうながす。貴重な時間となります。

寝不足というのは、からだと脳からみれば異常事態となります。
からだとしては、寝不足だからからだを守れという防御反応の信号をおくります。それが戦闘態勢モードになり交感神経が過剰に働いてしまう原因となり自律神経が乱れるきっかけとなります。

 

過労

過労は、長時間労働や夜更かしによって睡眠不足が続くと未来の健康への負債(借金)がたまり始めるとともに、パフォーマンスの低下やアクシデントの原因になり心身の健康を悪化させます。

 

自分の不安・心配事

だれしもがちいさな不安や心配事をもっています。ただ、それが雪だるま式に増えていって、不安が不安をよび本来の思い描いていたものより大きくなってしまうことがあります。そういう状況になると動悸がする、心拍数があがる、汗が出る、体が震える、息切れがする、息苦しい、窒息する感じがする、胸が痛い、胸苦しさがある、吐き気、おなかの苦しさ、めまい、ふらつき、気が遠くなる感じなどの症状がでてきます。これらは自律神経としては過剰に働いてしまう現象です。

 

身近な人の不安・心配事

自分の不安・心配事だけでなく、身近な人でのことでも影響を受けてしまうことがあります。家族の不調、子供の進学、就職、旦那さんの異動、転勤、転職などです。これらは自分では解決できないため本人に解決してもうしか方法はありませんが、ただただじっと待つというの、とても忍耐力が必要となり、心身ともに疲れてしまいます。

 

環境の変化

一番多いのが引っ越しなどで自分のコミュニティがあった場所から誰も知り合いがいないところに来た時に大きく自律神経が狂わされます。
転勤先の旦那さんを守って、新しい学校に通うことになったお子さんを見守り、送り出したあとの自分はポツンとして、否が応でも心身ともに緊張状態が続きます。

 

気候変動

最近では、気象病や天気痛、寒暖差疲労という言葉を耳にする機会があると思います。暑かったら汗をかき、寒かったら震えて温かくする。という働きを自律神経が無意識。無自覚のところで調整してやってくれています。ただし、振れ幅大きすぎると自律神経が過剰に働き、大きなエネルギーを消耗して疲労が蓄積し、肩こりや頭痛、めまい、倦怠感(けんたいかん)、便秘、下痢(げり)、不眠などの様々な心身の不調をもたらします。

 

 

この6つは、からだと脳からみれば異常事態となります。
からだとしては、異常事態だからからだを守れという防御反応の信号をおくります。それが戦闘態勢モードになり交感神経が過剰に働いてしまう原因となり自律神経が乱れるきっかけとなります。

 

一年の締めくくり、自分の体調にしっかり向き合って、新しい年をお迎えください。
今月も元気に過ごしましょう!

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