ふとしたけっかけで難聴に悩まされている人は実はたくさんいます。
名古屋市名東区にあるたけちはり灸院は難聴でお困りの方に
鍼灸治療をさせていただいています。
難聴を鍼灸治療で治すために知っておいて欲しいことを書いていきます。
◆きこえること・きこえないこと
「きく」には「聞く」と「聴く」という2つの字がありますね。
「聞く」は自然に耳に入ってくるというくらいの意味
「聴く」は耳を傾けて注意してきくという意味ですね。
聴覚の働きは次のように考えることができると思います。
・空間がわかる —- 存在の認識
・周囲の音がわかる —- 生命の保持
・言葉がわかる —- コミュニケーション、知性
・音楽がわかる —- 感性
難聴は上のような聴覚の働きにトラブルがあるために生じ、
「きこえない」「きこえが悪い」「耳が悪い」「耳が遠い」などで表現される。
広い意味で「きこえない」状態は、
1、音が聞こえない。軽い難聴から中等度難聴、高度難聴があり、
全くきこえない場合を聾(ろう)といいます。
2、音としてはきこえているが、音を大きくしても内容が理解できない。
3、ききなれているはずの音がきこえていない。
それぞれの難聴は原因の差異、音の強さ、音の高低、音源との距離、
環境によって状況がかわるので、
1は外耳(がいじ)、中耳(ちゅうじ)、内耳(ないじ)などの末梢が原因の難聴
2は音を認識することに問題がある場合でちょうどよい音量であっても
音の意味するものが理解できない。聴覚を伝える神経経路や大脳に問題がある難聴
3は自分には興味のない、興味を引かない話が素通りしていく状態で、これは脳の正常な取捨選択のはたらきによるものなので難聴ではない
このようにきくことについて分類することができます。
先天的にきこえない場合、年齢を重ねてきこえなくなってしまった場合、
大きい音を浴び続けた場合はとても改善しにくいのですが、
突発性難聴に関していうと治療によって完治する可能性があります。
つまりどういうことかというと
聴覚の要となっているのは蝸牛(かぎゅう)です。
振動から電気信号に変えるところなので、
一般的に、ここのトラブルが耳鳴りや難聴の原因となりやすいと言われいています。
なぜかというと、
音や言葉を認識できるのは外耳(がいじ)から中耳(ちゅうじ)までの伝音系、
内耳から大脳に至る感音系のいずれもがスムーズに働けばこそ
この経路のどこかに異常やささやかなトラブルが起こるだけで、
難聴が起こります。
ちなみに、音の元となる音源がない場合でも耳鳴りがすることがあります。
これは感音系の耳鳴りで呼吸や血流の音などが原因になったり、
蝸牛そのものの働きに問題があったり、蝸牛神経が腫瘍によって
圧迫されている場合なども聴覚にトラブルが生まれます。
あとは鼓膜と鼓膜張筋や耳小骨を動かす細かい筋肉のトラブルでも
耳鳴りから難聴が起こると考えることができます。
つまり、難聴は
・蝸牛の感覚細胞のトラブル
・鼓膜の働きのトラブル
で起こると考えることができますが、
厳密にいうとこれらが検査でわかる場合は、
重篤な病気が潜んでいる場合も含まれますが、
検査で異常のみつけられない難聴には他に原因があります。
次は「難聴を引き起す病気」についてです。
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