こどもにも鍼を刺すのですか?

2015年7月23日

こどもにも鍼を刺すのですか?

たまに質問をいただきます。

他にも鍼灸治療に年齢制限はあるのですか?

ということはよく聞かれます。

 

鍼灸治療は様々な流派、治療法があり治療家によってとても個性が出ます。

鍼灸学校の同級生であっても治療法はまったく違います。

ですので、皆が皆同じとは限りません。私自身が行う際の治療についての考えです。

年齢制限はないと考えています。

しかし、鍼を受ける側に応じて

鍼を使ったり使わなかったりしますし、

お灸もしたりしなかったりします。

症状や体力によって同じ治療でもまったく異なった治療結果になることもあります。

 

刺激が強ければよいというものでもないですし、

たくさんの本数を刺せば良いというものでもないです。

何事にも最適ものというものがあります。

 

簡単な目安として、

乳児から小学生高学年までは鍼をさしません。

大人でもお身体の状態によって刺さないかたもいます。

高齢の方でも個人差がとてもあるので刺さない方もいます。

鍼は刺すもんでしょ?とよく言われますが、

実は刺すだけが治療ではありません。

 

刺さなくても治療ができます。

世間的なイメージとして

「刺す」「痛い」「怖い」が付きまとっています。

テレビなどメディアでも見た目にインパクトがあるように

たくさんの本数を使ったり、釘のような太さの鍼を使ったりしている

治療風景を見せたりします。

 

これが鍼灸への恐怖心や受けたことのないかたへの

間違った印象につながってしまうのがなんとも言え難いものですが、

実際には刺さなくても治療はできます。

 

適切なものであれば、

赤ちゃんにも治療ができます。

小学生にも治療ができます。

高齢のかたにも治療はできます。

 

ご安心くださいね!

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