メニエール病、めまいに対してたけちはり灸院が取り組んでいること

2017年12月27日

前々回の記事「難聴と耳、たけちはり灸院の鍼灸治療についてのおさらい」
前回の記事「耳鳴りと耳閉感に対してたけちはり灸院が取り組んでいること」では
難聴、耳鳴り、耳閉感を例にたけちはり灸院ではどんな治療をしているかの紹介をしました。

今回はメニエール病とめまいについて学んだことをお伝えしますね。

お伝えしたいことは4つあります。

  1. メニエール病とは?
  2. めまいはどうやって起きるか?
  3. たけちはり灸院ではどんな治療をしているか?
  4. 症状に悩んでいるあなたへ

 

1.はじめにメニエール病について知りましょう!
メニエール病は、フランス人の医師メニエール氏が
めまいなどの症状で悩まされていたひとを亡くなられた後解剖した結果
内耳に炎症があるのが見つかったことが由来です。

メニエール病ではどんなことが起こっているかというと
内リンパ水腫といって、内耳のリンパ液が増えることで
水ぶくれのようなものができ、内耳圧があがっている状態をいいます。

その結果激しい回転性のめまい、耳鳴り、難聴、耳閉感といった症状が現れてきます。
そして、これらの症状は一度治まってもその一連の症状を
数日から数か月の間隔でくり返します。

また、メニエール病でも「蝸牛型」メニエール病では
めまいを伴いませんが耳閉感、難聴、耳鳴りが起きます。

逆に「前庭型」メニエール病では激しい回転性のめまいがありますが、
耳閉感、難聴、耳鳴りを伴いません。

メニエール病といっても種類がいろいろとあるのです。

 

2.つぎにめまいについて知りましょう!
わたしたちは普段3つの感覚を用いて平衡感覚を保っています。

 

もし前庭感覚が「体が寝ている」という情報を送っていても
視覚が「体は立っている」という情報を送っているとすると
ここで情報の不一致が生まれ、頭が混乱します。
これがめまいやふらつきの正体です。
前庭感覚のはたらきが鈍かったりなど不調に陥ると
体は他の視覚、運動感覚を頼りに調整します。
その間は一時的に混乱状態にあるのでふらつきや意識障害が生まれます。

 

3.では
たけちはり灸院でメニエール病やめまいに対しどんな治療をしているかというと

耳に対しての基本的な治療の取り組みとして
内耳にある三半規管のツボにハリやお灸、ローラーはりで刺激を加えて
皮ふの弾力をよくします。からだの状態が変わっていくと
皮ふの弾力も強くなっていきます。

めまいだけでなく自律神経失調症もあるんですけど、という方もおられます。
内耳の三半規管が原因のめまいでは、平衡感覚が失調することで
自律神経失調症が引き起こされます。そのため両方の症状がよくなるように
三半規管のツボをしっかり治療していきますね。

じつはめまいの原因が耳・鼻・ノドの炎症からくるものもあるので、
中耳や耳管、ノド、鼻などもしっかりケアします。

それからおなかや背中にある臓器や筋肉のツボの状態をよくすることで
疲れが溜まりやすかったり、免疫力が低いからだを改善し
間接的にですが耳がはやく治るようにからだの底上げをしていきます。

さらにめまいの人は頚肩こりが強くなりやすいので、ハリをしてほぐします。
首肩コリをとるだけでめまいが改善される方もおられるんですよ。

 

4.さいごに症状に悩んでいるあなたへ

メニエール病やめまい、耳鳴りなど症状が続くと
いったいどうしたらいいだろう、と不安な気持ちになりますよね。

たけちはり灸院では治療の後、どのくらいの期間通い続けたいいのか
どのくらいの頻度で来院されるのがいいかをオススメしています。

また以下にたけちはり灸院で良くなった患者さんの声の一部をのせていますので
ぜひ読んでみてくださいね!

 

年内は12月29日、30日、31日の午前の部
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