鍼灸学生への道【院長編】

life

 

鍼灸師になろうと思ったきっかけ の続きです。

 

普通のどこにでもいる大学生のように平々凡々な大学生活を送っていました。

鍼(はり)は「自分がする側になる」というより、

「受けるもの」という状態が続いていた。

そんななか、心理学部だったので何かの縁で児童相談所の一時保護所でアルバイトをすることになりました。

そこで彼が目の当たりにしたのは、今まで知らなかった厳しい現実。

『今までの自分は何だったんだろう?』

そう思うほど、施設に預けられる子供の多くは厳しい生活を強いられていた。

『大学に進まなければ、こんな経験できなかったな。』

周囲のアドバイスもあって進んだ大学は、単純な「カウンセリングの方法」「心理検査の方法」などという

心理学を学ぶ場所ではなく「親と子のあり方」「子供たち同士での人間関係」「一人ひとりとの関わり方」

それぞれの奥深さを学ぶ大変貴重な時間になったと今思うと非常に有意義な時間だったと振り返ることができます。

「人間性を磨いて社会を知る」べく、就職活動を始め、一般のサラリーマンではなく、

熟練した指先の感覚と観察力が必要となる金属加工会社に就職したのち

勤めいて会社を退職して、鍼灸の学校に通い始めました。

 

続きます。

関連記事

鍼灸学生時代はどのようにすごしていたか【院長】

鍼灸学生への道【院長編】 からの続きです。   10代のころよりの念願だった鍼灸学校に通えることになりました。 社会人になってから学生にもどったので、100分の授業になれることが大変でした。 鍼灸師になるために[…]

[» 続きを見る]

あったかソックス

  いつも鍼灸道具を注文している業者さんが こういうのあるんですけどいかがですか?と持ってきてくれました。 最近この手の商品をあまり自分自身が使ったこともなく、 いい機会かなと思い履いてみました。 しばらくする[…]

[» 続きを見る]

パンのトラの食パンいただきました

  たけちはり灸院 スタッフやすえです。 いただきもの紹介担当になっているような感じがしますが・・・(´艸`*) 美味しいと評判のパンのトラさんの食パンをいただきました(*^▽^*) ホームページからの引用です[…]

[» 続きを見る]

治療後の風景

この時期のささやかな個人的な楽しみがあります。 治療院の待合から目の前にある西一社中央公園の紅葉を見ることです。 治療が終わって治療後の説明や会計が済んでさて帰りますね~とパッと 外に視線が動くと「あっ 紅葉」と微笑んで[…]

[» 続きを見る]

症例報告を反応点治療研究会に投稿しました。

鍼灸治療にはいくつもの治療方法があります。 たけちはり灸院では主に反応点治療という治療法を用いて 皆様のお体を治療しています。 開業したいまでも定期的に勉強会に参加して 知識と技術を磨き続けています。 さて、2か月に1回[…]

[» 続きを見る]