時期的に体調不良のかたが増える時期ですが、耳鳴りでお困りになっているかたも同じように増えています。
みなさんそれぞれが一番ツラいと思われています。
ツラさに優劣はありません。
そういった中、先日のためしてガッテンでは、耳鳴りが特集されていましたね。
※2020年4月2日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年3月1日に再度公開しました。
Contents
耳鳴診療ガイドライン 2019年版という本を紹介しながら進行していました。
発刊と同時に購入していたので、テレビの内容には新しい発見はありませんでしたが、
とてもためになる内容だったと思います。
耳鳴りの原因が実は耳ではなく、脳の注意力に問題がきっかけになるのではないかと
新説が見つかったというように番組で取り扱われていましたね。
耳鳴りの負のループ
耳鳴り発生 → 気になる(耳鳴りへの注意力があがる) → 意識する(耳鳴りを苦痛に感じる) →
さらに気になる(耳鳴りへの注意力があがる) → より耳鳴りが大きくなる → のエンドレスなループに陥ります。
では、どうするか?
ということを当院に受診した方には皆さんにお伝えしています。
その言葉、真意を理解してくださった方のほうが症状の回復が早い印象があります。
一度発生してしまったものはいきなりゼロになることは難しいです。
ただ、耳鳴りを小さくするきっかけでいろいろな手段をとるのはとても重要です。
番組では耳鳴りを経験したことなさそうなコメンテーターでしたので、
いまいちツラさや苦悩を理解されることはなく、あっさりと終ってしまいましたけど、
医師が解決方法について説明されていたので耳鳴りでお困りの方には一筋の光ではないかと思います。
TFT療法、サウンドジェネレーター、音響療法などを利用して感じている耳鳴りの印象を下げていく。
など音を聞いて脳の注意力をさげる方法
ヨガ、マインドフルネスなどで自律神経の興奮を沈め、緊張状態を取り除いていく方法
趣味などがある場合は、乗り気でなくても無理やり没頭していく方法
番組内では取り上げられていませんでしたが、鍼灸整体治療で内耳の血流障害の改善、筋緊張の除去、ストレスを取り除きつつと病院での治療を同時進行として取り組むことをおススメしています。
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